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スポーツ障害

☆スポーツ外傷・障害

外傷→外力によって身体に加えられた損傷。

障害→外力が何回か繰り返し加わった結果による、overuse syndrome (過度使用症候群)

スポーツ損傷(injury)の分類

  外力 発症 部位 症状 対象者レベル 予後
外傷 1回 急性 全て 疼痛、腫脹
熱感、発赤
ロー 開放性
閉鎖性
通常
障害 反復 慢性 筋、腱
付着部
靭帯、骨
主として運動痛 ハイ 閉鎖性 治りにくい
慢性化しやすい

外傷の損傷順位・・・1)捻挫 2)骨折 3)打撲 4)脱臼

発生率 四肢で80%以上〔下肢45.8% 上肢35.1% 頭頚部7.4% 体幹4.9%〕
(そのなかでも足関節は、もっとも外傷を受けやすい。)

 

捻挫→ 関節に非生理的な力が加わった結果、正常の可動域を超えた捻りや伸展が加わり、関節包、靭帯、皮下組織に損傷を起こした状態をいう。打撲によるものは含めない

捻挫(損傷の程度による分類)

分類 病理所見 疼痛 局所所見 機能障害 処置
腫脹 出血 圧縮 不安定性
第1度
捻挫
靭帯線維の
小損傷
−〜± −〜± R
I
C
E
圧迫
テーピング
第2度
捻挫
靭帯の部分
断裂
++ +〜++ +〜++ ++ +〜++ +〜++ 副子固定
ギプス副子




第3度
捻挫
靭帯の完全
断裂
+++ +++ +++ +++ ++++ +++ ギプス固定
または
靭帯縫合術
 

捻挫の発生順位・・・1)足関節 2)手、指関節 3)膝 4)足部 5)腰 ・・・その他

捻挫はとかく軽視されがちであるが、慢性化(外傷性関節炎)や再発を起こしやすいことを十分理解させて治療を徹底したい。

靭帯 ligament

靭帯は腱と同様に密で固く非常に強靭な線維組織である。
(最大の相違点―腱は筋肉を骨に付着させるのに対し、靭帯は骨どうしをつなぐ)
相接する骨どうしをつなぎ、その骨どうしの正しい位置関係を保つ。
腱よりも柔軟性があり靭帯が関与する関節のある程度の動きを可能にするが、弾力性は少ない。

機 能

関節が不自然な方向に伸ばされないようにし、筋肉や周囲の組織が分離するのを防ぐ。

ストレッチングの目的

・コンディショニング
・リハビリテーション
・外傷、障害の予防

身体への作用

・疲労回復
・柔軟性の向上
・ウォームアップ、ダウン

(スタティック・バリスティック・ダイナミック)

☆応急処置 R I C E
R E S T (安静) C O M P R E S S I O N (圧迫)
I C E (冷却) E L E V A T I O N (患部の高挙)

 

治療→ 急性期はRICE処置、薬物療法、後療より理学療法、運動療法など基本的には保存的
に行う。
炎症→ 5徴候(疼痛・腫脹・発赤・熱感・機能障害)
〔組織損傷に対する生体反応〕

基本的テーピング
(右足)

応急処置

ケガをしてから、医療機関に診せるまでの間、ケガを悪化させないで、出来るだけ良い状態に保っておく方法です。
この応急処置を適切に行う事により、短期間に回復、治癒することに大変役立ちます。また、応急処置を行わなかったり、不適切ですと、症状が悪化したり、ケガが治るのに時間が掛かったり、場合によっては、取り返しのつかないことも生じます。

RICE(ライス)

内出血、腫れ、熱、痛みなどを抑えるのに効果があります。

Rest レスト=安静、患部を動かさないこと。

Ice アイス=冷却・氷などで患部を冷やす。

Compression コンプレッション=圧迫 包帯などで圧迫すること。

Elevation エレベーション=挙上 患部を心臓より高い位置に保つ

RICE処理をすることにより、痛み、腫れ、熱などの症状悪化を防ぎ、治りも早くなります。気をつけなければならないのは、冷やしすぎ、圧迫し過ぎです。RICEは応急処置で、治療ではありません!!直ちに医療機関に受診し適切な処置を受けてください。


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